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中堅社員の課題を解決!モチベーション低下を防ぐ方法と研修の重要性

企業のほとんどの社員は、新人でも管理職でもない、その中間にいる中堅社員です。しかし、中堅社員は中堅社員ならではの課題や問題を抱えています。
企業の成長のためには、現場の最前線で業務を行なっている中堅社員の教育やサポートを上手に行うことがカギになります。
この記事では、中堅社員の抱えている課題と中堅社員の教育や研修の重要性についてご紹介します。

中堅社員が抱える課題とは

中堅社員とは、ひとりで一通りの業務を行える、現場の最前線で活躍している社員のことです。
まだ管理職にはなっていないものの、業務の中核メンバーとして活躍することを求められると同時に、新人や後輩の育成や指導も期待されています。また、管理職と新人の間で板挟みになることも多い微妙な立ち位置です。
上に優秀な人材が詰まっていると、なかなか昇進することができなかったり、人材不足により業務過多に陥ることも多いため、モチベーションの低下が課題になります。
では、中堅社員のモチベーション低下を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?

中堅社員の課題であるモチベーション低下を防ぐ方法

入社から数年が経過し、業務での中核を担う中堅社員。さまざまな役割をこなす必要があり、また同時に多くのプレッシャーを感じます。
そんな中、モチベーションが低下してしまうと、業務に支障をきたしたり、最悪の場合、離職にいたったりしてしまう可能性があります。
ここでは、中堅社員の課題であるモチベーション低下を防ぐ方法をご紹介します。

新たな目標を立てる

仕事に慣れた中堅社員が中だるみの状態に陥ってしまうのは、明確な目標がないためかもしれません。
そこで、中堅社員のモチベーションを向上させるために、新たな目標を立てましょう。
いつもの仕事よりも少し難易度が高かったり、達成可能性はあるものの簡単ではない目標があれば、仕事にワクワク感を感じられるはずです。また、その難しい仕事を達成した暁には、達成感とともに自分自身が成長したことを感じられるため、仕事へのモチベーションが向上します。

いつもとは違う仕事や環境で刺激を与える

業務を一通りひとりで行えるようになった中堅社員の仕事はルーティンになってしまいがちです。毎日機械的に働いているのでは、モチベーションが低下するのも無理はありません。
そこで、普段行っている業務とは大きく異なる業務を担当させてみましょう。
定期的にジョブローテーションを行い、新たな仕事を担当させることで、業務への慣れや中だるみによるモチベーションの低下やマンネリを回避できます。また、新たな業務をとおしてさまざまな学び・成長を実感できるため、中堅社員の仕事へのモチベーション低下を防ぎます。

他業種の同じような境遇の人たちと交流する

中堅社員は皆、同じような課題や悩みを抱えています。しかし、自分ひとりで悩んでいてもなかなか解決しません。
そこで、異業種交流会や研修に参加させ、他社の同じような境遇の中堅社員と出会い、交流させることで、課題解決の糸口を見つけられる可能性があります。
また、同世代で活躍している他社の中堅社員から刺激を受けたりライバル心を持てたりすることで、モチベーションが向上します。
さまざまな会社から中堅社員が参加する研修を受けると、モチベーションの向上に役立つだけでなく、実践でも役立つ知識やスキルを手に入れることができます。企業の成長のためには、新人研修と同じように、中堅社員のための研修も重要です。

中堅社員への社員研修でモチベーションとスキルを同時に向上させる

中堅社員の課題であるモチベーション低下を防ぐには、社員研修が役立ちます。
モチベーションとともにスキルも向上させることができるため、新人だけでなく、中堅社員にも社員研修を受けさせることをおすすめします。

中堅社員への社員研修の重要性

中堅社員に向けた社員研修の計画についての話をすると、現場から返ってくるのは「現場から抜くことはできない」「忙しすぎる」と言った断りの返答ではないでしょうか。
中堅社員はある程度の業務経験を持っていて一定レベルの仕事であれば難なくこなすことが期待できます。そして多くの中堅社員はそれぞれの業務において中心的な存在になっています。このままでは現場のプレーヤーとしての経験は積めますが、次のステップであるリーダーレベル、さらにマネジメントレベルへのスキルアップが望めなくなります。だからこそ行わなければならないスキルアップのための社内研修を実施することをおすすめしています。
では、どのようなスキルアップを目指す研修を行うのでしょうか。中堅社員に企業が求めている業務遂行のレベルアップと管理職候補としての意識改革が大きな柱になります。すでに自分のスタイルができあがっている中堅社員だからこそ、さらなるスキルアップを目指すことを意識させ、そのサポートを社員教育の中でプログラムしていく必要があるでしょう。

中堅社員に必要なリーダーシップをとる意識とテクニック

中堅社員向けの社内研修プログラムでは、これまでに弊社が培ってきたノウハウを活かすことが可能です。現場で起きている問題にいかに的確に対応できるかを実践的な課題解決アプローチの手法を学ぶことができます。
中堅社員はすでに業務経験も長く、業務に必要な技術や知識を十分に持ち合わせているため、仕事への意欲が低下しがちになります。そのためモチベーションをあげるための研修を中堅社員向けに実施することは気持ちをリフレッシュさせ、新しい知識への欲求を高めることにつながります。KPI研修やイノベータ研修など、従来意識していなかった分野の知識を得られる社内教育プログラムは中堅社員の意識改革を促すだけでなく離職リスクも低くすることができます。
さらに管理職候補の意識をもつ中堅社員が、リーダーシップのスキルを得る必要があると感じるのもこの時期です。後輩をけん引していくリーダー力は業務フォローだけでなく、チーム全体を目標に向かって引き揚げていく行動主体性も必要です。現状を的確に把握し、必要に応じて判断、決断をしていく力を中堅社員研修の中で見につけることもプログラムに組み込んでいきましょう。

中堅社員におすすめしたいコミュニケーションに関する研修

仕事を円滑に進めるうえで重要なのがコミュニケーションスキルです。お客様の接客スキルはもちろんですが、社内でのコミュニケーションは、さまざまな立場、考え方、年代によって柔軟に対応しなければならず、そのうえで高い成果や業務改善へと結びつくための重要なファクターです。
お客さまとのコミュニケーションにはビジネスマナーの要素は大切と言えます。さらに営業ノウハウや商品知識などが必要かつ、それらを円滑なやりとりの中で関係性を維持しなければなりません。
社内でのコミュニケーションの場合は自分自身の立場によって、さまざまなスキルを駆使する必要があります。弊社が長年にわたり行ってきたブランディングに関するコンサルティングには自信があります。社内会議でのコミュニケーションがスムーズに行われている場合とそうでない場合で結果に大きな開きができることを経験しています。これらの経験とノウハウから結果を残せるコミュニケーションスキルとしてご提案しているのがファシリテーションスキルに関する社内教育のプログラムです。

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この研修の中では、現場ですぐに役立つファシリテーターとしての必要な考え方と技法が学べるだけではありません。実際と同様の状況において行うロールプレイングで実践的に技術を習得することができます。ファシリテーション研修のテーマは「再現性」です。研修中だけでなく現場に戻ってすぐに実行できるスキルを習得することを目標にしています。
ファシリテーターとして会議をミスリードすることなく進行させることはもちろんです。しかし議論を十分行い、その中で論点を外さすに結論を出していくという工程には多くの難題を抱えることになります。ファシリテーション研修では、それらを実際に体感し行ってみることで現場に戻ったときに自信を持ってファシリテーターとしての役割を果たせるようになるスキルアップを目指します。研修中であったとしても実際の現場の課題を解決できる糸口をみつけられることが社内研修を選ぶ際の重要なポイントです。

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