トップランカーインタビュー

博報堂コンサルティングがネットワーク化した社会知(国内外MBA学生/OB、クリエーター、マーケターなど)を活用し、大量のビジネスアイデアを創出するサービス、Innovation Cloud。第1シーズンが終了し、総勢1,000名を超える会員からは沢山の多彩なアイデアが集まりました。
中でも特にご活躍頂いた、トップランカーの5名の方にお集まりいただき、Innovation Cloudへ参加された印象や、イノベーションについてなどのお話を伺いました。
(インタビュアー:弊社 執行役員 楠本 和矢)

問題解決能力が鍛えられるのではないかと思い登録しました(NATSUKA)

――はじめに、イノベーションクラウドに参加してみたいなと思われたきっかけをお願いします。

  • ゆうすけ :きっかけは、大学の方に説明に来ていただいた時です。すぐに登録をしました。今通っている大学はフルタイムの学校で、学校外の方に成果物を出して評価していただく機会がないんです。周りのみんなも、やりたいというメンバーが多かったですね。
  • yoshidakzy :私も同じですね。職業がエンジニアなんですが、業務上、学んだことを生かすフィールドってあまりないんですね。MBAでは、議論して色々な意見をもらって学ぶというケーススタディをするのですが、自分で考えた企画がどの程度通用するのか試すチャンスじゃないかと思いまして、登録しました。
  • book on :私は立命館大学の鳥山先生のご紹介で知りました。私が今やっている業務とは全く違う分野のコンテストだったので、新鮮で面白くて、はまってしまいました。会社で意見交換をすると、発言する人によってアイディアに色が付いてしまうこともあるので、こういう形式はとても面白いです。
  • umezo :同じく僕は鳥山先生のゼミ生で、勧められて始めました。元々ベンコンとかビジネスプランコンテストのようなものが好きだったんですね。自分のアイディアがどう評価がされるのかが知りたかったというのと、文字数が少なくてサッと出せるというのが手軽だと思い、腕試しという感じで始めました。
  • NATSUKA :私も皆さんと同じように、説明会で伺って、率直に面白そうだなと思ってはじめました。問題解決能力がこれによって鍛えられるのではないかという期待と、短い言葉で伝えるという訓練にもなるということに惹かれました。MBAで問題の真意を追及して解決しないといけない、という事を学んだのですが、その実践と言いますか、練習に非常に役立つと思い参加させていただきました。

――参加してみて、良かった点、気付いた点などはありますか。

  • umezo :他の受賞された方のものを見ることが出来るので勉強になりますね。自分も2、3案出すのですが、偏った傾向の似たようなアイディアになることが多いんですね。その時に全く違った視点の作品が受賞しているのを見ると、とても勉強になります。こういう考え方もあったんだなと思う事が多いです。
  • yoshidakzy :イノベーションクラウドは、MBAの学生も多数参加されていますよね。でもお題が与えられた時に、もちろん皆さん対象企業の事業環境まできちんと調査して作られているとは思うのですが、受賞されている方のアイディアはとても分かりやすくて、きちんとコンセプトにまとめて書き上げているんです。事業環境の分析やアイディアだけではなく、分かりやすく伝えるということも採用される理由だと思うんですね。そしてそれは、MBAを学んでいる学生に経験値的に足りていないところだと思っています。ビジネスコンテストなどに参加されている方だと、ファイブフォース分析をしたりしますが、分析だけで終わることも多かったりしますよね。それだとやはりMBAに通っている意味がないと思うので、ぜひ皆さんイノベーションクラウドに参加して、積極的にアウトプットの機会を増やして欲しいと思います。

――ちなみに、他の方の受賞作品で、これは面白かったなというのはありますか。

  • yoshidakzy :僕は「フルーツ飲料の売り方」注1です。受賞作品の中には、CMの広報のような内容を書かれている方が多くて、それを見て、こういう手もあるんだなと思いました。
  • NATSUKA :私が衝撃だったのは、その「フルーツ飲料の売り方」の受賞作、「会議中でも食べられる」アイディアです。私たちの職場でも長い会議の中で、おなかが減ったなとか思ったりするので、あれはなるほどと思いましたね。
  • book on :僕のアイディアですね。でも、他にも出したんですが、僕の中での一番はあれではなかったんです。その辺も面白かったですね。自分ではこのアイディアが良いと思っていたのに、他の人から見たら、こっちのアイディアの方がうけるんだな、と驚きました。
  • NATSUKA :ベンチマーク出来ると言うか、自分の力と他の方の実力の差とが分かりやすいですよね。自分にはこういったところが足りないんだなとか、そういうことにも非常に気付かされました。自分の中では、これ結構いけるんじゃないかなと思っていても、自分の提案したものよりもかなり低コストで実現出来るようなアイディアが受賞していたりします。やはり受賞作品はうまくツボを押さえているものが多いです。
  • yoshidakzy :実際にアイディアを考える時の調べていく過程だけでも、学びがありますね。例えば自分は、「店舗型ビジネス」注2の時に、店舗コントロール能力や、複数の種類の商品を扱える能力がどういう形だと生きるのか、というような事を色々と調べました。知らない収益構造のビジネスを知ることが出来るし、考えるきっかけにもなります。
  • book on :僕は、色々な背景を調べて出すと言うよりも、結構瞬発力で出していたところがあります。期間が縛られていて、その期間できちんと出せるかというところを求められていると思うと、刺激にもなりましたし、そういうポンと出てくるようなところを鍛えられたかなとは思います。
    会社では、こういう面で駄目だろうという実現の難しいアイディアが出てくると、面白いものでもまずそこで潰されていくような事がありますよね。逆にこのアイディアいいねと言って拾ってもらった上で、周りの環境を固めてもらうような方法もアリなのではないかと思っています。

――普段から常にインプットをされていると思うんですが、こういうことにアンテナを立てているとか、こんな情報にいつも目に触れているといったような、普段から習慣にしている事はありますでしょうか。

  • NATSUKA :私はよく人間観察をしていますね。何か気になる動きをする人がいると、何でこの人はこういう動きをするんだろうといった、ちょっとした仮説検証みたいなことをしたりします。職場などの大人数をうまくコントロールするにはどうしたらいいんだろうとか、そういったことにも役立ったりします。
  • umezo :空いている時間で旅行に行くのが好きなのですが、旅行先で興味深いものを見つけると、どうやって作られているのかを調べたりしています。そういう製品は意外と、インターネットに面白いことが書かれていることが多い。ネットの情報から、さらにそれが真実がどうかを深く調べたりしています。
  • ゆうすけ :イノベーションクラウドに参加させていただいてから、小さいことでもメモを取るようになりました。寝る前に思い付いたことを、パパパッとメモを取ったり。あとは単語単語を入れるだけですが、ケータイのメモ機能を使うようになりましたね。

自分の業務だけでは視界が狭くなっているんだな、という事に気付きました(book on)

――参加されたことで、何か仕事上での変化はありましたか。

  • NATSUKA :問題が起きた時に、何かもっと簡単な打ち手でこれを解決出来るんじゃないか、もっと低コストでこの問題は解決出来るんじゃないか、といった事を考えるようになりました。色々な受賞作品を見ていると、ちょっとしたアイディアひとつで解決できるような事があったりするんですね。自分でも常日頃から考えて実践するようになりました。
  • book on :やはり自分の業務だけでは視界が狭くなっているんだな、という事に気付きましたね。自分の会社では同じような考え方しかできない人が多くなっていて、なかなか打開策が出てこないのかな、と考えるようになりました。もう少し色々な視点から見た方がいいのではないかと気付きました。
  • yoshidakzy :仕事では、意思共有をより積極的に図るようになりました。分かりやすさ、伝わりやすさというのが非常に大事だと考えるようになりましたね。例えばイノベーションクラウドに応募されてきたアイディアで、難しく書いているけれどきちんと表現したらもっといいアイディアなのではないか、という物も沈んでいると思うんです。優秀だけれどお客様に伝わらないようなアイディアも、中にはあるのではないかなと思います。

――そうですね。説明はもちろんしますが、時としてそういう事もありますね。コメントの前のリコメンドというのはこちらの方でもしていまして、このアイディアはこういうところがいいんですよとはお伝えするようにはしているんですが、やはりクライアントさんが選ばれる時に、パッと聞いた時の感覚が重視される時もありますね。

  • yoshidakzy :さっきbook onさんがおっしゃっていた、自分の中では1番じゃないと思っていても受賞するような事例の、理由の一つはそれかなと思っています。パッと読んだだけでフッと入ってくるかどうか、というのも結構あると思うんですね。仕事上でも、そういった部分を意識するようになったというのはあります。

イノベーションクラウドで突破口が開く面白さがあるのではないか(yoshidakzy)

――まさにオープンイノベーターであるトップランカーの皆さんですが、オープンイノベーションについては、どう捉えていますか。

  • yoshidakzy :最近、多様性って大事だなと思っています。全く関わりのない人間がアイディアを出すと、ふとこう何か道が開ける時があるんじゃないかと思っているんですね。悶々として解決出来ない問題が、1人加わることによって解決出来る時がある。
    ですので短い期間で何かやるという時に、数というのは一つの要素だと思っています。イノベーションクラウドを使えば、単一企業の拠点の人たちだけではなく、物理的に離れた人たちや、色々な企業や学生の方、様々なバックグラウンドの人たちのアイディアが集まります。数という意味での多様性があるので、突破口が開くような面白さがあるのではないかと思っているんですね。そして、僕らは僕らでアイディアを応募する度に、何かを学んで成長していく。アイディアを出す人たちも成長してアウトプットが上がっていくという面白さがあります。
  • NATSUKA :私の職場では、外部有識者から色々な分野から一つの政策を見てもらう場がありまして、そこでイノベーションクラウドと同じように様々な案が出てくるのですが、一方で、色々な分野から意見がでるということは、まとめるのが難しいというのがあるんですね。そのシステムインテグレーションのような、最後にインテグレートするところが非常に難しいというのがあります。色々な方の色々な意見を踏まえつつ、一つのものを用意する難しさというのがありますね。
  • umezo :イノベーションクラウドもそうだと思うんですが、色々なアイディアが出てきても、最終的には評価する人によって何が採用されるかが決まってきますよね。評価する人、仕事をしたい人、クライアント側の好み…、そういう物が大きくなってくる。本当はよく見てみたらB案の方がいいけど、A案が好みに合ってたからA案で決定となると、結局集めた意味がないと思うので、その評価も何か外の意見を取り入れられないのかな、とは思います。出た案の中で、なぜこの案が良いのか?という議論が外で出来ればより良いのではないでしょうか。

色々な人の意見が集まって、議論をされて練られていくと、全然違ういいものが出来ると思う(umezo)

――評価も多様な感覚ということですね。1対nと言うよりも、評価もn対nという形でやると、その中で更に選ばれてくるものは誰かの好みだけではなく、やはりそれは本質を突いたものなのではないか、ということですね。

  • ゆうすけ :イノベーション自体、不安定で不確実で、連続的なものもあれば非連続的なものもあるといった、抽象的なものではありますが、それを更に広い領域で起こそうとすると、よりリスクが高くなる一方で、リターンも高くなるんじゃないかなと思っています。ですので、着実に成果が上がるものと、ハイリスク・ハイリターンなものを組み合わせるということが重要なのではないでしょうか。
    例えば私は自動車会社にいたんですが、技術開発出来るか出来ないかという事ばかりでは、自動車は作れないという話があるんですね。着実に成果が上がるものを作りつつ、ある一方ではチャレンジをする。そのチャレンジをする部分に関しては、全体である程度の期待値が出るような進め方、イノベーションの興し方というのが、規模が大きくなれば大事になると思います。自動車で言うと新機能が一機能だけ付いたりというように、少しずつ新しいものが付いていくというような概念が、持続的な機能の成長につながるのではないかと思います。着実に、タイヤが四つあるものを作りながら、一方で水素を新しい原動力に開発もしますというのが、結果的に新しい技術の開発も安定的に進めるのではないかなと考えます。
  • book on :オープンイノベーションになるのか分からないのですが、例えば、今は物が飽和しているような状態ですよね。でもAという商品があって、「○○なA」か、「××なA」か、その前提部分が違うだけで、Aが全然違うものに見えたりする。ひとつのものだけではなくて、何かと何かを組み合わせるというような価値観の変化が求められているのではないかと思うんです。一つの業界だと出せない物が、全然違う業界から意見をもらってまた違うものに生まれ変わる、というところが期待されているのかなと感じています。
  • NATSUKA :分かるような気がします。私も3歳の子どもがいるのですが、僕らが実用的に使っているペンとかそういった物を、子どもは色々なおもちゃにしてしまうんですね。普段使っている方法とは全く異なる使い方をしてみたりする。そういった意味では、全然視点が違う人ですよね。そういう部分でイノベーションが起こるかもしれないですね。全く別な製品になるという意味では、もう成熟しきった製品も、もしかするとまた別の需要が起こることがあるかもしれない。
  • umezo :価値観という意味では、さっきの車の話に例えると、車が移動手段として捉えられているのか、別なものに捕らえられているかによって変わってくると思うんです。この紙コップにしても、僕からしたら飲むという機能が満たされていて、手軽にこういう場で使えて、すぐに捨てられる。かつ世の中ではその需要があって売れている。でも、一方で数百倍近い値段で、観賞用にされるようなカップもありますよね。やはり購入者によって価値観が全然違っていて、紙コップでいい人は紙コップでいいと思うけれど、観賞用のカップがおしゃれで美しいと思って購入する人もいる。では紙コップはおしゃれじゃないのかというと、グロースハックの時にちょっと調べたのですが、例えばスターバックスでは、透明のカップがトレンドになっていて、「透明のカップに緑のストロー」で流行りだしたんですね。つまり、高級なカップである必要はなくて、透明のカップでもおしゃれだと思う人もいる。そういう部分というのは、多分高級なカップを作っている人からは中々見えてこない部分だと思うんです。その視点を広く取り入れられるようにしていくというのが必要なのかなと思います。

素晴らしいアイディアに出会える確率が高いのはイノベーションクラウドだろうと思う(ゆうすけ)

――深いですね。全く新しいテクノロジーというのもイノベーション。ただ、その前に、まずいろいろな価値観があるということを認めて、そういう視点でひとつのものを見てみると、全く違う用途が生まれたり、新しい評価が生まれたりという事が起こり得るんですよ、という事ですね。では、逆の立場でご自身がイノベーションクラウドを使う立場だったとした時に、自分だったら何を期待してこのサービスを使うと思うか、教えていただけますか。

  • umezo :やはりまずは、自分では考えられないものが欲しいですね。そしてそれが受け入れられるアイディアなのかが分からないので、第三者の評価が欲しいですね。さっきのカップの話に例えますが、多分自分が高級なカップを作っているメーカーの人間だとすれば、イノベーションクラウドから紙で作った捨てられるカップが欲しいというのが上がってきても、自分の中でそれは躊躇してしまう気がするんです。でもそこで世間の人たちが、例えば「イイネ」を付けるみたいな形で、誰が見てもそれが評価されているアイディアだと分かれば、その案にしようかなと思えると思うんですね。最終的に自社が出来る範囲のアイディアを採るというのであれば、あまり意味がないと思うので。
    でも、そこの判断って本当に難しいですよね。たくさんのアイディアの中で、自分が考えていなかったけれども受け入れられるもので、若干無理してでもやるべきアイディアを選べといわれると難しいと思います。ですので、出来ればそれをもう一度議論できればいいですね。上がってきた沢山のアイディアについて、もう一段階議論した意見が欲しいです。人から意見をもらうと考え方が180度変わることもあります。色々な人の意見が集まって、議論をされて練られていくと、全然違ういいものが出来ると思うんですよ。そういうのをネット上の人たちで出来ればいいですね。
  • NATSUKA :色々な人が評価として力を添えてくれると、クライアントも実現に向けて動きやすくなりますよね。アイディアを実現するというのは、そこからが大変なので。私たちってどうしても法律・規則にがんじがらめの中で動いているので、こういう制限があるからこれは駄目だなとか、自分たちで消していってしまうんですよね。外からそういう縛りがない人が自由に話をしてくれて、それを世間一般の方が下支えしてくれると、実現性が高まると思います。
  • ゆうすけ :僕がもしお願いする立場であれば、何かとがったものと言いますか、一期一会のアイディアに出会えることを期待して、お願いすると思います。それはもしかすると、出会えないかもしれないし、社内で反対が出てしまうような物かもしれませんが、素晴らしいアイディアに出会える確率が高いのはやはりイノベーションクラウドだと思うので、期待をしてお願いすると思います。
  • book on :僕もそう思います。会社によっては、上の人が言った意見に対して自分の意見をぶつけにくかったり、上の人の意見をつぶしては駄目だというのが働いてしまうような企業さんもあると思うんです。そこに外からの意見をもらうと、社内にいる人の純粋な、社会が期待しているようなアイディアが得られて、社内の気付きが生まれるのではないかと思います。同じような人間ばかりだと無難なアイディアが出がちなので、そこにちょっと刺激的なやつがポンと出て、よしやってみるかというふうになると、流れが変わると思います。それで一つ乗ったら、どんどん新しいアイディアが通りやすくなったりする。その突破口を開くような部分がイノベーションクラウドには期待されているんじゃないでしょうか。
  • yoshidakzy :これをお願いする立場で考えると、やはり実際にアイディアが出た後に、実行していくのが大変だと思うんですね。選ぶ人の価値観を外れたいいアイディアを取るという事は、経営陣が自分が持っていない発想の物を今後に活かしていかなければならない。ですので、博報堂コンサルティングさんがそれを実際に実行するところまでやってくれるのではないかという期待が出るのかなと思います。アイディアを出してくるだけじゃなくて、アイディアを具体化する能力をお持ちであれば、それはやはり任せたいと思いますよ。自らイノベーションクラウド的なものを社内でやるのとは違い、知識のある会員が多くて、多彩なアイディアが集まっていて、かつそれを実行する力を持っているならば、他のところを選ぶ理由はないですね。
  • NATSUKA :アイディアを実現するって、本当に難しいですよね。私たちの職場でもコンサル会社さんにお願いして、色々提案してもらうということはあるのですが、提案していただいても実現出来なくて眠っている案件も結構多いんです。自分たちのところで、全く違う価値観から提案されたアイディアを実現するというのは、本当に難しい。そこをやっていただけるとなると、非常に助かると思います。
  • yoshidakzy :MBAの方が多数いるというのも大きいと思いますね。商品とか広告とか、イノベーションを起こしたいという時に、そういったことを学んでいる学生だったり、バックグラウンドが色々ある方だったりと、様々なアイディアが出てくるというのは、非常に面白いところだと思います。

注1- 「新しいフルーツ飲料」浸透アイデアコンテスト。新製品の「フルーツ飲料」の、ユニークな浸透アイデアを考案するコンテスト。2014年12月実施。

注2- 全く新しい「店舗型ビジネス」アイデアコンテスト。まだ世の中にない「店舗型ビジネス」の、新しい事業ビジネスアイデアを考案するコンテスト。2014年12月実施。

インタビューにご協力いただいたトップランカーの皆さま

  • ニックネーム:book on
  • あなたが考える”Innovation”の定義:
    現代におけるひらめきとは、五感と五感がすれ違った時の「一目惚れ」のようなもので、イノベーションとは、それが「恋愛」にまで発展するもの…恥ずかしい表現ながら、そんな風に定義づけています。
  • プロフィール:
    霧のまち亀岡市(京都府)にて出生。
    立命館大学法学部卒(2002)立命館大学経営管理研究科MBA 2014年より在学中。
    2002年より京都の某製薬会社に勤務。 約10年間MR職を経験後、2012年よりマーケティング部門に従事。2015年より同部門と情報システム部門を兼任。マーケティング及び戦略的営業支援システムの構築が最近の関心事。

  • ニックネーム:ゆうすけ
  • あなたが考える”Innovation”の定義:
    私は、イノベーションには二種類あるのではないかと思っています。新たな価値を生み出すイノベーションと、不要な価値を削ぎ落とすイノベーションです。前者は人々に今までになかった便益を提供し、後者はその便益をより多くの人々に広める役割があると思っています。この二種類のイノベーションが交互に起こることで、製品やサービスの淘汰が進みどんどん洗練されていくのだと思います。
  • プロフィール:
    奈良県出身の27歳です。高校までは野球と陸上ホッケーに没頭し、大学ではIT分野を専攻しました。大学卒業後は自動車会社に就職しエンジニアとして仕事をしていました。現在は、退職しMBA取得を目指して全日制のビジネススクールに通っています。

  • ニックネーム:NATSUKA
  • あなたが考える”Innovation”の定義:
    私が考える”Innovation”とは、全く新しいものを生み出すということだけにこだわらず、新しい見方・新しい組み合せなどによって、直面する問題を解決することです。
  • プロフィール:
    山口県出身。防衛省・自衛隊で使用する防衛装備品の取得(Acquisition)を専門とする技術系職員として防衛省に入省。他省庁への出向などを経た後、一橋大学大学院商学研究科経営学修士コースにおいてMBAを取得。米国の国防機関である国防総省は様々なフレームワークを発信し、それが経営の場・問題解決を必要とする場など広く活用されています。今後は日本の防衛省からも世の中で活用されるフレームワーク等を発信していければと考えています。

  • ニックネーム:yoshidakzy
  • あなたが考える”Innovation”の定義:
    『今までになかった考え方や仕組みによって生じる、組織や社会の変化のきっかけ』だと思います。
    様々なバックグラウンドを持ち、経営学を知る会員から成るイノベーションクラウドには、イノベーションの可能性が大きく秘められていると思います。
  • プロフィール:
    青山学院大学国際マネジメント研究科 修士2年。新しいもの好きです。2014年夏頃から イノベーションクラウドに参加しています。毎回出される数百のアイデアに埋もれないよう、仕事と課題の合間を縫って奮闘してます。

  • ニックネーム:umezo
  • あなたが考える”Innovation”の定義:
    私はinnovationとは競争の激しい今日、企業が勝ち抜くために必要不可欠な手段の1つだと考えています。技術だけでなくアイデアを持って社会を巻き込むような変革を起こすことがinnovationだと思います。
  • プロフィール:
    庚申昆布梅須磨商店 店主。大学在学中に亡くなった祖父の事業を承継し、庚申昆布梅須磨商店を開業致しました。現在は立命館大学のMBAに通いながら、大阪天王寺にて昆布や海産加工品を扱う「庚申昆布梅須磨商店」を経営しております。現在は世界での日本食文化の普及とともに、昆布を世界中で販売することを目指して日々奮闘しております。

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