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ロジカルシンキングとは!学ぶことでどう活きてくるのか、練習問題も併せてご紹介!

ロジカルシンキングとは

あなたは就職活動の際や転職活動、社内研修などの際に「ロジカルシンキング」という言葉を耳にしたことはありませんか?
なんとなく多くの人が「論理的思考能力のことでしょ?」と思っているかも知れませんが実は奥が深いのです。
今回はそんなロジカルシンキングとはどんな考え方なのか、学ぶことで何に活きてくるのか、どうやって学べばいいのかを事例も交えてご紹介します。

そもそもロジカルシンキングとはいったいどういうものなのか


ロジカルシンキングとは、論理的な考え方、つまり「枠組み」に従い情報を整理・分析し、複雑なものごとの因果関係を把握したり、問題に対する解決策を導き出したりするための手法です。
なんだか難しい言葉がたくさん出てきそうだな、そういった印象があるかもしれません。
しかし、ロジカルシンキングを身に着けるということはあくまで方法論の話のひとつであって、その目的はビジネスでのコミュニケーションを格段に向上させることにある、と私たちは考えています。

たとえば次の例を考えてみてください。

AさんとBさんがいます。この二人、どちらが出世する可能性が高いと感じますか?

≪Aさん≫
仕事はめちゃめちゃ早いタイプではない
アイデア生み出す力は乏しく、話の中身を聞くと結構薄っぺらい
(・・・でも)
話し方がハキハキしていて、落ち着きがある
とにかく言い切るので説得力がある

≪Bさん≫
実務も器用にこなせる、仕事が出来る人
アイデア豊富で、色々なことに深い洞察がある
(・・・でも)
話し方にクセがある
早口で、落ち着きがない印象

この二人、やはりAさんのほうが評価されることが多いのです。
いくらBさんのように、アイデアが豊富で、色々なことに深い洞察があり、実務も器用にこなせ、幅広い仕事が出来ても、話し方や伝え方一つで損をしてしまうかもしれません。
逆を言えば、最低限の仕事が出来る場合は、きちんと情報を整理して、落ち着いて分かりやすく、相手に伝わる説明ができれば、十分に評価される可能性があるということです。
そのため、企業では基本的なビジネススキルとして、若手社員を中心にロジカルシンキングの研修を組まれることも多いものです。

ロジカルシンキングはどういった場面で必要なのか


ビジネスにおいて、ロジカルシンキングの技法が発揮されるのは、「コミュニケーション(喋り)」の場面が圧倒的に多いのが現実です。
いくらロジカルシンキングを机上で学んで頭で理解をしていても、アウトプットに反映されなければ身についたとは言えません。
自分の頭の中だけではなく、次の3つの場面こそ、しばしば自分のロジカルシンキングの力が試される状況だと考えてください。

1.上司への報告
上司が求めていること・伝えるべきことを把握し間違いなく、的確に伝える必要がある場面
⇒ロジカルシンキングが身についていないと、見当違いなアウトプットによるやり直しが発生し、双方に余計な作業が増えます。
こういった機会が多くなると正当に評価されないなどのリスクが生まれます

2.議論の場 
議論の目的や論点を外さず、自らの主張を上手く伝える必要がある場面
⇒ロジカルシンキングが身についていないと、せっかく発言の機会を得ても、自分の主張が全く通らなかったり、議論の方向性を脱線させたりし、生産性の低い場になるリスクがあります。

3.商談
真意や背景をしっかりと理解しわかりやすく価値を伝える必要がある場面
⇒ロジカルシンキングが身についていないと、いくら商材に素晴らしい魅力があっても、それがクライアントに伝わらないので、いつまで経っても契約が取ることができず、一向に成果に結びつかないリスクになります。

働いていく上でロジカルシンキングはどう活きてくるのか


ロジカルシンキングを身に着け、論理的に整理ができ、わかりやすく話すこともあくまでも手段であるとすれば、最終的な目的とは、それを活用したコミュニケーションによって「相手を動かす」ということにあります。

「相手を動かす」とは、上司への報告で上司を納得させること。議論の場で自分の意見を議論の結果に反映させられること。
商談でクライアントの気持ちを掴み、契約を獲得できること、とイメージしてください。

〈相手を動かす〉の4要素
•相手の意図を掴める
•論理的に話の構成を組める
•簡潔に話すことができる
•相手から共感を得られる

これらが自然とできるようになり、「相手を企図通りに動かすこと」ができるビジネスパーソンになることがゴールだとも言えるでしょう。

ロジカルシンキングの具体的な例題

少し例題で考えてみます。

今あなたはオフィスで同僚とランチをどこのお店に行こうかと話しています。

そこであなたは自分がお気に入りの定食屋(食堂)を薦めたいと考えています。
そんなとき、「この定食屋さんは素晴らしいのでおススメです。ぜひ今日はここにしましょう」ということを上手く説明できますか。

あなたが簡単な説明をしたときに、「おお!それは君がおススメするのは納得だ。ぜひそこに行こう」となるか、「ふむ、まぁなんとなくそこに行ってみるか」となるか、あるいは「なんだかよくわからないから今日は別のカレー屋さんに行こう」となるか。
その結果が、あなたのロジカルシンキングを活用した伝え方の習得度の指標になりえます。

この状況において、たとえば同僚が「今日おすすめしたい定食屋さんがあるんです。昨年〇〇先輩に教えてもらって以降、実は頻繁に通っている定食屋さんです。この定食屋さんの魅力は3つあります。一つはまず、種類が多いこと。フライも焼き物も麺類まであるので、今食べたいものがバラバラでもみんな楽しめます。二つ目は、・・・」と、おすすめのポイントを簡潔かつ明瞭に説明してもらえれば、納得してそこに行こうと思うでしょう。
一方で「今日唐揚げを食べたい気分だし、、、ちょっと遠いけど、定食の種類たくさんあるし、安いし美味しいし、えっと、とりあえずおすすめなんです」と言われても、正直あまり乗り気になれないなと思ってしまうかもしれません。

普段のあなたは、いかがでしょうか。どんなとき、どんな相手でも「君の説明に納得だ。ぜひそこに行こう!」と言われる説明ができることを目指して、ロジカルシンキングを身につけましょう。

身につけるための方法① フレームワークを学ぶ

個人向け公開型研修のイメージ
何となく小難しそうで、自分にはあまり関係がない気がする・・
概念的で現場であまり使えるイメージがない
結局はセンス?出来ない人はできないままでは?
そう言って何も手を付けなければ、もちろん変化はありません。まず一般的なところではフレームワークを理解することが大切です。

〈フレームワークの例〉
1.演繹法/帰納法
「論理的思考」の基本的な二分類

例「野菜を食べると、カラダが健康になる」

≪演繹法≫ 前提となる事柄をもとに、結果を導く方法 
•野菜を食べる(状況)
•野菜を食べると、豊富なビタミンを摂取できる(法則)
•ビタミンを摂取できると、カラダの機能が正常化する(法則)
•だから、(野菜を食べると)カラダは健康になる(結果)

≪帰納法≫ 複数の事実から結果を導く方法
•野菜を食べたら、血圧が下がった(状況+結果)
•野菜を食べたら、毎日のお通じが改善された(状況+結果)
•野菜を食べたら、コレステロール値も改善された(状況+結果)
•以上より、野菜を食べるとカラダが健康になることがわかる(法則)

2.ロジックツリー/ピラミッドストラクチャー
主張を頂点として、根拠を下層に配置していく、いわばピラミッドのように論理を構成するフレームワーク
演繹法と帰納法を組み合わせたもの

身につけるための方法② セミナーに参加する


私たちHRデザインラボ(博報堂コンサルティング)でもロジカルスピーキングという研修プログラムを持っています。
このプログラムのセミナーでは以下のポイントを軸に、論理的に話す力を、実践を通じ習得します。
1.相手の言う事を理解する
2.的確に話の構成が描ける
3.簡潔に話しきる事ができる
4.的確に質問に回答できる

概念的に「ロジカルシンキング」を理解するだけでなく、現場で最も必要とされる、「ロジカルに話す事」にフォーカスした「再現性」の高い研修プログラムです。
演繹法、帰納法、ロジックツリー/ピラミッドストラクチャーといったフレームワークについても丁寧に解説いたします。

HRデザインラボ(博報堂コンサルティング)のセミナーの3つの特徴

1.コンサルタントである講師自身がコンサルティングの現場で培った「実践的なノウハウ」がベース
-概念論のみに終始せず、すぐに使えるノウハウを凝縮-
2.全てを理解出来なくても、ノウハウ毎に現場で再現可能
-どのパートを切り取っても実践できる構成となっている-
3.すぐにスキルアップを実感!多くのロールプレイ(演習)をセミナー内で実践
-他参加者からのフィードバックも貴重な学びに-

該当プログラム詳細はこちらです
「ロジカルシンキング×話し方」を習得!ロジカルスピーキング公開型研修

私たちHRデザインラボでは人材育成課題を中心に日々研究を重ね、その成果をセミナーやコラムで発信させていただいています。
ロジカルシンキングを学ぶ際にも、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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